『ダライ・ラマとの対話』 上田紀行(著) ―講談社文庫―

良い本だった。
生きる基軸を持つ助けになる話しがいくつもあると思う。
テーマは仏教であるが、仏教や宗教に関係なく面白い。
スポンサーサイト
ダライ・ラマ自伝
(本の会MLに出したものを転載)
『ダライ・ラマ自伝』 ダライ・ラマ (文春文庫)
総合:8点
お勧め度:8点
ちょっと感想:
難しい宗教の話はなく読みやすく、なかなか面白かったです。
ハング友人(TK氏)推薦の本。彼はこの本を読んでダライ・ラマが好きになり去年の来日の際は講演に行ったらしい。
この自伝はチベット人の為に書かれたものだと思います。
チベット人の為と言う意味は、チベットの人に読んでもらうためと言う意味ではなく、世界に現在チベットがどういう状況にあるかと言うことを知ってもらうためと言う意味です。
チベットの歴史、風習、民族性。
中国による占領問題(中国側ではこれをチベットの開放と言うらしい)。
中国による民族虐殺。(例えば仏教関係者の拷問による死者が10万人以上)
いわゆるチベット問題です。
私はこの本で初めて知ったのですが、チベットではウランが採掘されるらしい。ウランがあるとなればチベットの独立は非常に難しいように思いました。また仮に独立できたとしても、それは他国のウランに絡む思惑が色々働いた上での話になるように思います。
そういう話は置いておき、
この本の一番の魅力は、ダライ・ラマの暖かい人間性に触れられるところだと思います。
『ダライ・ラマ自伝』 ダライ・ラマ (文春文庫)
総合:8点
お勧め度:8点
ちょっと感想:
難しい宗教の話はなく読みやすく、なかなか面白かったです。
ハング友人(TK氏)推薦の本。彼はこの本を読んでダライ・ラマが好きになり去年の来日の際は講演に行ったらしい。
この自伝はチベット人の為に書かれたものだと思います。
チベット人の為と言う意味は、チベットの人に読んでもらうためと言う意味ではなく、世界に現在チベットがどういう状況にあるかと言うことを知ってもらうためと言う意味です。
チベットの歴史、風習、民族性。
中国による占領問題(中国側ではこれをチベットの開放と言うらしい)。
中国による民族虐殺。(例えば仏教関係者の拷問による死者が10万人以上)
いわゆるチベット問題です。
私はこの本で初めて知ったのですが、チベットではウランが採掘されるらしい。ウランがあるとなればチベットの独立は非常に難しいように思いました。また仮に独立できたとしても、それは他国のウランに絡む思惑が色々働いた上での話になるように思います。
そういう話は置いておき、
この本の一番の魅力は、ダライ・ラマの暖かい人間性に触れられるところだと思います。