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『橋本屋』 井伏鱒二(著)
なかなか面白かった。
井伏氏は非常に魚釣りが好きで、それで鱒二と名乗ったと以前読んだ。
この「橋本屋」は戦後まもなく主人公の鮎釣り客が遭遇した、釣り宿も提供する田舎の家「橋本屋」での、その身内にとっては大きな事件...その情景を描いている。
狭い田舎の閉ざされた人間関係に住む、どうしようもやりきれない世界に流れる、気持ちの良い清流に通い鮎を釣る。
そして、えっ!?ここで終わるの...というところで話は終わる。
井伏氏は非常に魚釣りが好きで、それで鱒二と名乗ったと以前読んだ。
この「橋本屋」は戦後まもなく主人公の鮎釣り客が遭遇した、釣り宿も提供する田舎の家「橋本屋」での、その身内にとっては大きな事件...その情景を描いている。
狭い田舎の閉ざされた人間関係に住む、どうしようもやりきれない世界に流れる、気持ちの良い清流に通い鮎を釣る。
そして、えっ!?ここで終わるの...というところで話は終わる。
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『ジョン万次郎漂流記』 井伏鱒二(著) ―偕成社文庫―

表題の「ジョン万次郎漂流記」以外にも幾つかの短編が収められています。
○ 山椒魚
○ 鯉
○ 屋根の上のサワン
○ 休憩時間
どれもかなり面白かったが、「ジョン万次郎漂流記」はジョン万次郎の物語の面白さ。
その他の短編は井伏鱒二と言う人間の面白さ。
という気がした。
「山椒魚」と「屋根の上のサワン」は昔学校の授業で読んだ。
「山椒魚」はよく覚えていたが「屋根の上のサワン」は読んだことすらすっかり忘れていた。
読みながら、「あれ?これ確か読んだことがある...」と。
今回読んでなかなか面白いと思ったのは「休憩時間」かな。