「斜陽」 太宰治著
ん~... あまり面白くなかった。
「お母さま」の人物像は面白いと思ったが。
人間の深いところを狙ったけど届いていないような...
あれ、自分は太宰はあまり好きでなかったのかと思い、過去の自分の感想を見てみると「人間失格」は面白かったようだ。
私も同じく、恥じ多い生涯を送っているからかな。
ぜんぜん違う種類の本だが「吉本ばなな」の「キッチン」を思い出した。
「お母さま」の人物像は面白いと思ったが。
人間の深いところを狙ったけど届いていないような...
あれ、自分は太宰はあまり好きでなかったのかと思い、過去の自分の感想を見てみると「人間失格」は面白かったようだ。
私も同じく、恥じ多い生涯を送っているからかな。
ぜんぜん違う種類の本だが「吉本ばなな」の「キッチン」を思い出した。
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『人間失格・桜桃』 太宰治 (角川文庫)

ちょっと感想:
タイトルは有名だけど、話をまったく知らなかった小説。
思っていたほど暗くもなく、かなり面白い。
話の構成というか配置も絶妙。
著者の過去および現在をモデルにした主人公。
家族にまで及ぶ対人恐怖と、それを隠すための道化。
成人してからも本心を表に出せず周囲に流される毎日。
過敏な美意識。
終局に向かっていくストーリーは、私の予想とはちょっと違いました。
三島由紀夫の「仮面の告白」を思い出す。
総合: 9点
桜桃の感想は割愛