『新選組始末記』 子母澤寛(著) -中公文庫-

新選組を始末記として近藤勇を中心にまとめたもの。
前回読んだ『すべての人生について 浅田次郎(著)』内で紹介されていたので読んでみた。
新選組ファンの浅田さんが子供のころ(?)読んで非常に面白かったような話が「すべての人生について」で、紹介されていた。
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『新撰組顛末記』 永倉新八(著) -新人物文庫-

この人は幕末を生き残ったのですね...。
いやー、ものすごく面白かった。
ちなみにこれは大正二年に永倉新八が新聞記者に語った内容(連載された)を出版社でまとめたもの。
『壬生義士伝』 浅田次郎(著) -文春文庫-

それで、新撰組を壬生浪ではなく壬生義士としたこのタイトルに違和感を感じ、この本は読んでいなかった。
物語は...浅田次郎なので外す心配はなかったが、期待以上に面白かった。
既に映画化されているので、見た人も多いと思います。
私も映画は見たのですが、あまり覚えておらず、「あれ、こんな話だったっけ?」と思った。
脚本で、主張の軸足が「義」から「人情」に移っていたようにも思う。
あるいは、活字ではなく映像の物語では、「義」を表現するのは難しかったのかもしれない。