『プラハの春』 春江一也 (オススメ)

ちょっと感想:
主人公はチェコスロバキアの日本大使館勤務の青年です。
また、この本の著者も青年時代、チェコスロバキアの日本大使館に勤務し、プラハの春に遭遇しています。
この本は、その時の体験をもとにしたフィクションです。
プラハの春:1968年、チェコスロバキア政府が推進した民主化政策で、ソ連(ワルシャワ条約軍)の軍事介入で幕を閉じる。
この本を読めば、この革命と言える事件の中にぐいぐい引き込まれ、当時のェコスロバキアの革命への興奮が共感できると思います。
著者が長年温めてきた構想を”ついに小説化!”と言う感じで、非常に面白かったです。この「プラハの春」のヒットで、この著者は他にも本を出しましたが、そちらはイマイチでした...。
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