『還るべき場所』 笹本稜平(著) -文藝春秋-

面白かった。
おかげで今日は寝不足。
500ページ弱。1週間かかって半分読んで、昨夜「そろそろ風呂入ろうかなー..」と思いながら夜10時半ごろ読み始め、1時半ごろに「あ、いかんいかん。もう寝なくては」と思って風呂に入り、風呂から出てから「明日は全部読んでしまおう」と思いながら手にとって、また読み始め、結局3時半までかかって最後まで読んでしまった。
テーマは、 山と、人生と、生きる意味 ... かな。
舞台はK2。
読みながら「最後はこうなるのかな~」と色々想像したのは全部外れた。
最後の方、物語はまだまだクライマックスなのに残りのページ数がどんどんうすっぺらくなっていき、「えー!どんな風に終わるんやろー」と心配になったけど、少し駆け足できれいに終わった。
「還るべき場所」というタイトルも心ひかれる。
「還るべき場所」を自覚するのは難しい。
「還るべき場所」は持っているんだけど、道が見つからない...
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://321.blog45.fc2.com/tb.php/1205-620dfc99