『半落ち』横山秀夫(著) -講談社文庫-

期待に違わず十分面白かった。
アルツハイマーを患った妻を殺害した現職警察官が自首してくる。しかし犯行から自首までに2日間の空白が...。
一人息子を若くして病気でなくし、その息子の命日に妻と墓参りに行ったその日の晩、妻は「命日を忘れていた。墓参りに行っていない!」と騒ぎ出し、「息子を覚えているうちに、あの子の母親であるうちに、あの子の母親として死にたい」と悲願された。
自殺せず自首してきた警察官。それを決意させた謎の2日間に、いったい何があったのか?
そして感動的なラスト。
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