小話: 洪水
今日は台風で雨が激しく振ったりやんだりしています。
あまりひどくならなければ良いのですが...。
と言う事で、小話を紹介。
これは以前紹介した 『世界のイスラムジョーク集』 にありました。
#ここでもなかなか面白い小話を5つほど紹介しています。
記憶を基に書きましたので、この本のものとはだいぶ違うかもしれません。
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あるところに信心深い男がいて、彼は毎日のお祈りを欠かした事は一度もなく、自分の全てをアッラーに捧げていました。
ある日、大雨が降って町は洪水になりました。
水はくるぶしの辺りまでありました。
水かさはどんどん増えてきていましたが、自分はきっとアッラーが護ってくれると信じていました。
そこに町内会の人がやってきて言いました。
「ここは危ない。私と一緒に安全な場所に避難しよう」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
水はどんどん増えていき、もう胸の辺りまでありました。
そこに消防隊のボートがやってきて言いました。
「さぁ、早くこのボートに乗って下さい!」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
さらに水かさは増えていき、男はやっと首だけが水から出ている状態でした。
そこに軍のヘリコプターがやってきました。
「危ないところでしたね。もう安心ですよ。さぁこのヘリに乗ってください。」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
やがて男は溺れ死に、アッラーの前に現れました。
男「ひどいじゃないですか。私は毎日あなたのためにお祈りをし、全てをあなたに捧げて来たのに護ってくれないなんて!」
アッラー「何を言うか!わしはお前のために、最初は町内会の人を差し向け、次は消防隊を、最後は軍隊まで動かしたのにお前が応じなかったのではないか!」
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あまりひどくならなければ良いのですが...。
と言う事で、小話を紹介。
これは以前紹介した 『世界のイスラムジョーク集』 にありました。
#ここでもなかなか面白い小話を5つほど紹介しています。
記憶を基に書きましたので、この本のものとはだいぶ違うかもしれません。
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あるところに信心深い男がいて、彼は毎日のお祈りを欠かした事は一度もなく、自分の全てをアッラーに捧げていました。
ある日、大雨が降って町は洪水になりました。
水はくるぶしの辺りまでありました。
水かさはどんどん増えてきていましたが、自分はきっとアッラーが護ってくれると信じていました。
そこに町内会の人がやってきて言いました。
「ここは危ない。私と一緒に安全な場所に避難しよう」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
水はどんどん増えていき、もう胸の辺りまでありました。
そこに消防隊のボートがやってきて言いました。
「さぁ、早くこのボートに乗って下さい!」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
さらに水かさは増えていき、男はやっと首だけが水から出ている状態でした。
そこに軍のヘリコプターがやってきました。
「危ないところでしたね。もう安心ですよ。さぁこのヘリに乗ってください。」
男「アッラーが護ってくれるので私は大丈夫です」
やがて男は溺れ死に、アッラーの前に現れました。
男「ひどいじゃないですか。私は毎日あなたのためにお祈りをし、全てをあなたに捧げて来たのに護ってくれないなんて!」
アッラー「何を言うか!わしはお前のために、最初は町内会の人を差し向け、次は消防隊を、最後は軍隊まで動かしたのにお前が応じなかったのではないか!」
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