『七つの怖い扉』 ―新潮文庫―

怖い話、七つ。
迷路 - 阿刀田高
布団部屋 - 宮部みゆき
母の死んだ家 - 高橋克彦
夕がすみ - 乃南アサ
空に浮かぶ棺 - 鈴木光司
安義橋の鬼、人を喰らふ語 - 夢枕獏
康介の背中 - 小池真理子
季節物なので今回は怖い話。
阿刀田氏の「迷路」が一番面白かったかな。
実際にあってもおかしくないような話が恐ろしい。
次は「布団部屋」。
怖い話で「布団」と言えば小泉八雲の「鳥取の布団」を思い出すが、「鳥取の布団」の方が、切なく怖く面白い。
その次は「安義橋の鬼、人を喰らふ語」。夢枕獏さんは語りがうまく、それだけで面白く読ませてくれる。
「怖い話」の「怖さ」と言うのは色々あるけど、今回期待した「暑さを忘れるような怖さ」は、七つの話の中にはなかった。
迷路が比較的それにあたるが、これは人の怖さ、親心の怖さ。
鈴木光司さんの「空に浮かぶ棺」には貞子が出てきた。(今回はあまり怖くはなかった)
話は脱線するが、3DテレビのCMを見て、一番3Dテレビで見てみたいと思ったのは、同じように考えた人は多いと思うけど「リング」だった。
次は四谷怪談のような「怖い幽霊話」を読んでみたい。
コメント
えだりさん、こんにちは。
ホタルは見れましたか...の、えだりさんですよね!?
ありがとうございます。「超」怖い話シリーズ....読んでみます。
子どもの時のように、夜、トイレにいけなくなったらどうしよう!
ホタルは見れましたか...の、えだりさんですよね!?
ありがとうございます。「超」怖い話シリーズ....読んでみます。
子どもの時のように、夜、トイレにいけなくなったらどうしよう!
そうです!
蛍に感動して、あのあとひそかに何度も足を運んでいたえだりです!
その節はご丁寧にありがとうございます。
あれから、おもしろくてブログも拝見させていただいております~
こわい話に反応してついついコメントしてしまいました・・・!
トイレまでの道のりはほんの少しのはずなのに絶望的に怖いですよね笑
またお読みになりましたら、感想おしえてください
蛍に感動して、あのあとひそかに何度も足を運んでいたえだりです!
その節はご丁寧にありがとうございます。
あれから、おもしろくてブログも拝見させていただいております~
こわい話に反応してついついコメントしてしまいました・・・!
トイレまでの道のりはほんの少しのはずなのに絶望的に怖いですよね笑
またお読みになりましたら、感想おしえてください
いやー、仲間が増えてうれしいです。
風流を衒うつもりはないのですが、季節の変わり目と言うのは何かうれしいもの。
本当は大してうれしい事もないのですが、ここを嬉しく思うように気分を向けていると、心の底辺あたりが「リラックス&楽しい」となるので出来るだけ味わうようにしています。
そこで夏は怪談も外せない...
私の父方の田舎はトイレが庭の家から見て反対側にありました。
幼稚園のころ、あのトイレは遠かった..というより霊界との境界の、ほんの少しだけ向こう側にありました。
入ってしまえばどおって事ないのですが、屋外にある真っ暗なトイレに電気を点けて入ると言うのはかなり怖いですよね。
風流を衒うつもりはないのですが、季節の変わり目と言うのは何かうれしいもの。
本当は大してうれしい事もないのですが、ここを嬉しく思うように気分を向けていると、心の底辺あたりが「リラックス&楽しい」となるので出来るだけ味わうようにしています。
そこで夏は怪談も外せない...
私の父方の田舎はトイレが庭の家から見て反対側にありました。
幼稚園のころ、あのトイレは遠かった..というより霊界との境界の、ほんの少しだけ向こう側にありました。
入ってしまえばどおって事ないのですが、屋外にある真っ暗なトイレに電気を点けて入ると言うのはかなり怖いですよね。
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お昼間読んでいる時は平気なのに
夜ふとんについた瞬間読むんじゃなかった!とよく後悔してしています。
怖い幽霊話でお薦めなのは
平野夢明著の「超」怖い話シリーズです。
ちゃんと説明したいのですが、思い出すのも恐ろしくてただ、本当に怖い怪談本としかお伝えできません(;;)
いままでの怪談とはまったく違う恐怖を味わえますのでよろしければ暑さしのぎに読んでみてください~